本 「賢者はベンチで思索する」 近藤史恵 /文芸春秋

図書館のオススメコーナーにあった本です。
私のオススメ度 は ★★☆☆☆ かな?
さらっと読めたし、面白かったけれど、心にくるものが無かったです。ドキドキ感もあんまり無かったし。

フリーターの久里子が不思議な老人と出会い、身近なところでおこる事件を謎解きしていくというストーリー。事件を体験しながら、久里子自身の成長があったり、人間関係の変化があったり・・と見所はあるんだけど、なんていうんだろう、(私にとっては)感情移入のしにくい主人公だったせいもあるのか、淡々と読み終えてしまいました。

だけど、出てくる不思議老人はなんか、好き。冴えない老人かと思えば、急にカクシャクとしたじいさんになったり。私も年を取っても茶目っけのあるばあさんになりたいもんだわ。

7/10追記
ああ、そうそう、これを書かなくちゃ、と思っていたのを忘れていたわ。
主人公はフリーター(なかなか定職につけず)、弟はひきこもりのこの家庭。色んな問題にさしあたり、主人公の言った台詞にひっかかった私です。

「親は子供の頃から私達を育てている。歩き始めから何もかも見てきているから、出来ないのも当たり前だと思ってくれているから、こうして今のふがいない私達も待っていてくれるんだよね」
みたいな事をいうんだけど、うーむ、こりゃ、子供の目線だぞ。
そりゃ理想論としてはそうなんだけどさ、大抵の親は待っていてくれるっていうより、少し諦めつつ、子供を見ている・・・というほうが多いと思う。

ああ、やっぱりこんな考え方する私って、バカ親!? 

[書籍情報はコチラ]
[PR]

by hiroponnaruaimam | 2005-07-10 14:49 | 読んだ本です。