本「私、延命治療はしません」戸田和子

オススメ度 ★★★☆☆

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ガンで余命宣告された妹さんの選択・最期をお姉さんが著した一冊。

最期を、どうするか。
どう死ぬか。
医療の発達によって、死に様までプロデュースしなくちゃいけない
時代になってきたのねぇ・・と考えさせられる一冊。



延命治療を受けない、といっても、病気にもよるけれど、
どこまでが延命治療なのか。素人には難しいよね。
残される方は、「生きていて欲しい」と思うので、
当人の思惑と違う最期になるかもしれないし。

だけど、最期を決める・・・って難しい。

何でも、そういう、延命治療や最期について、本人意志を登録したり
プロデュースする会社があるらしいけど。
他の本で読んだけど、どういう死に方を望んでいるのか、
項目別に確認をとっていくけれど・・・・その書類の厚みは、
辞書数冊分なんやって。
例えば、どのタイミングで延命装置を外すのを望んでいるのか。
ガンなどで痛みを和らげるために麻薬を使う場合は、
最期に意識がなくなったまま無くなる場合が多いけど
それを望むか。否か。
色んな項目が多々あって、この世は死ぬのも楽では
ないのね・・・と思わせる程だという。

そもそも、現代の医療体制で本人の望む最期、が
かなえられるのかな。
ある程度希望は通っても、訳のわかんないまま入院して、
言われるがまま・・・ということになりかねないよね。

最期をプロデュースする知識も大事だけど、プロデュースする
知識があると、尚更に苦しみそう。

私も漠然と夫には
「余命宣告なんかを受ける病気なら、本人にも告知のこと。
 また、延命とかは嫌やからね」
と言ってるけど。
こんなんでは、きっと、お話にもなりゃしないんだろうなぁ・・・・
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by hiroponnaruaimam | 2006-04-29 14:40 | 読んだ本です。