本「11歳の衝動~佐世保同級生殺害事件~」/朝日新聞西部本社

オススメ度 ★★★☆☆

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数年前に起きた佐世保の同級生殺害事件
校内で、同級生の喉をカッターナイフで刺して殺す、
という事件・・・・
私もテレビのニューステロップでその速報を見たときは
背筋が寒くなった。

なくなられた女の子、ご遺族の方に、改めてお悔やみ申し上げます。
ご遺族、お父様の手紙を見ていると、お嬢さんへの愛情が
本当にひしひしと感じられて、それだけに辛かった。
「いってらっしゃい」と見送った我が子が、まさか学校で
亡くなるとは思いもしないことですよね。

また、親として、「子をどう育てて行くべきか」を考えさせられる
一冊でもあった。

「育てたように子は育つ」というけれど、思いもかけない
育ち方をしてしまうこともあるよね。
それも、本人の資質もさることながら、結局は親の責任
なんだと分かっているけど。





加害者の女児にははっきりとした発達障害はないけれど、
○視覚的にものをとらえる傾向がある。
○「怒り」の感情が芽生えてきた頃だが、経験値が少なく未熟。
○「育てやすい」と親が信じ込み、これらの問題に気付かず
  少し放っておいた傾向がある
などと書いて有った。

インターネットでの被害者女児とのトラブル(いさかい)が原因で
発展していったというこの事件。
子へのインターネットへの与え方も考えさせられた。

我が息子(長男・四歳)もパソコンには馴染んでいるので、
立ち上げたり、自分の名前を入力したりすることは出来る。
基本的にこの年齢の子供の遊びには「保育者の視線」は
必要だと思っているので、ひとりで触らせる事はしないけど。

小学生へのネット環境というと、まだ幼少期の育児しか経験してない
私にはピンとこないし、時代の流れもあるので難しいけれど・・・。

電源を切ると終わる、
悪意を感じやすい
という経験も私自身にもあるので、子供への与え方は
本当に難しいんだろうなぁと思う。
だって、私達より未熟な子供達やもん・・・。

私はネットの楽しさも知っているし、ネットで知り合った友達に会ったり、
素敵なお付き合いもたくさんできるようになった。
匿名性はあるけれど、ネットの人格もリアルの人格と総合して
考えられる。
けど、子供時代にこういうネットが与えられていたら、どうなっていたかな。

子育てって難しい。
こどもの事件が多いと色々と考えさせられる。
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by hiroponnaruaimam | 2006-05-14 16:12 | 読んだ本です。