「樹上のゆりかご」 荻原規子/理論社

オススメ度 ★★★★☆

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読んでいると、とある友人の顔が頭に浮かんだ。・・・・・・・・・・何故?
友人のおすすめ書評を見て読んだ一冊だけど。
顔が浮かぶのは、文調というか、モノの見方がその友人と似通っている気がしたから。
そりゃ、あなた、この作家さんが好きになるはずですよ。
ねえねえ、主人公ってタイプ的に恩田陸シリーズの理瀬に似てない???


淡々としているのは主人公なのか、作者なのか。
だけど、出てくる登場人物にも、出来事、モノにも作者の愛情を感じられ、
丁寧に作られた作品で、読後感も爽やか☆
すっかりよごれちまった私にも、こんな時代が確か有ったはず・・、
いやなかったか・・と思ったりして。



事件そのものは派手でもないんやけど、高校生ならではの
「怒り感」がすごく伝わってきた。
主人公が、冷静なくせに妙に子供っぽいところも好きかな。

だけど、生徒会長の鳴海さんと有理の確執は・・・・、
十代でこんな重い関係ってあり?!
と設定的には微妙な疑問を持ってしまったわ。
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by hiroponnaruaimam | 2006-05-24 16:22 | 読んだ本です。