小説 「天使の梯子(はしご)」村山由佳/集英社

e0015251_142265.jpg私的オススメ度 ★★★☆☆
星ふたつにするか、悩んだ。

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主人公の大学生・慎一は、偶然に高校時代の担任の教師・夏姫に再会する。
そして、ふたりの恋が始まる。
夏姫の抱える「何か」の影を感じながら、素知らぬフリをする慎一。
夏姫の友人・歩太は彼女にとってどんな存在なのか。
慎一自身も親に捨てられた過去を抱えている。
年上の彼女に心を振り回される慎一。
そんなとき、慎一の育ての親であるばあちゃんが亡くなる。



クールで知的キャラの夏姫には憧れるけど、なんていうんだろ、
最後まで「綺麗なキャラ」過ぎて、今一つ好きになれないところだった。

ただ、慎一の性格は私に似ているところもある。

「ものの真理を見つけて、そのものをズバリと言ってしまう強さ。
強さだと勘違いしているけど、それは弱さでもある」

子供が生まれて色んな経験をして変わってきた部分もあるけど、
本質的には慎一に似ている部分がたくさんある私。
優しくなる、という強さも必要なのかもしれない。

大事な人を傷つけてしまって、相手が死んでしまうという後悔。
その経験はないけど、亡くなった人に対して
「こうしたら良かった」
という後悔もたくさんある。

ちょっと切なくなる本だった。

あ、恋愛話はあまり興味がいかなかった(笑。
だって、綺麗すぎるんやもん。
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by hiroponnaruaimam | 2006-06-25 14:14 | 読んだ本です。