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DVD「1リットルの涙」

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映画情報はこちら

ひろぽんお勧め度 ★★★★★
一度は見ておくべき世界だと思う。
ひととして。
そういう映画でした。

アマゾンからの抜粋(最近、こればっか。汗)
Amazon.co.jp
木藤亜矢(大西麻恵)は中学3年のとき、脊髄小脳変性症という全身が次第にマヒしていくという治療法のない難病に侵されながらも高校に入学。しかし日に日に病状は悪化し、やがて養護学校へ転入することになる…。病魔に侵され、25歳でこの世を去った木藤亜矢が21歳まで書き綴った日記をもとに描かれるヒューマン映画。
岡村力監督のいわゆるお涙ちょうだい的作劇を避け、淡々としたリアリズムで気負いなくなされている演出が逆に功を奏し、哀しい話でありながら鑑賞後は心洗われる感動の佳作たりえている。身障者差別にも目を向けられており、ふと我が身を顧みてしまう瞬間もあり。主演の大西麻恵の飾らない好演も印象的。母親役のかとうかずこは彼女の代表作ともいえるものになった。また駄菓子屋のおばさん役で登場する松金よね子が、前半部の画面をさらうほどに素晴らしい存在感を示している。後にTVドラマ化もなされている。(増當竜也)






「わたしたちは助かるの?」
という質問さえ許されない病気。
治らない。進行していって、最後には死に至る。
進行性の筋ジストロフィー、この映画に出てくる脊髄小脳変性症などの
病気に侵された人たちは、どんな世界で生きているんだろう。

私たち大人は、絶対に知っておく必要があると思う。

この映画は、知識よりも少し感情に走りすぎてしまう感もあるけど、
少女の目線にたって、淡々と、彼女の人生を映し出している。

辛い。
少女よりも、ご両親の気持ちの辛さを感じるようになった。
私も母親になったんだろうなぁ、と思う。

涙がとまらなかった。
「感動した」だけではなく、間違いなく、この世界にそういう病気があること。
まず知ってほしい、知ろうよ、と思う。

その立場になって考えるのは難しいけど、「知る」ことで
少しなにかが変わるかもしれないし。

by hiroponnaruaimam | 2006-08-27 14:22 | 読んだ本です。