本 「ミカドの淑女」 林真理子

オススメ度 ★★★★☆  

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林真理子さんの本は学生時代によく読んでいた。
エッセイも沢山読んだけど、本人やマスコミがが「俗っぽい」イメージをつけている割に綺麗な文章をかくひとだなぁ、たまにドキッとするようなフレーズを残す人だと思っていた。

実はこの本は数年前に読んだことがある。立ち読みで、ザッと。
その時はそんなに印象深くなかった。
かしこきあたりの生活が描かれている場面もあって、 「ほぉ~」 「後宮生活ってこんなんなんや」 と思った程度だった。

年をとって(笑)、色んな経験をして少し観点もかわってきたのかなぁ。
この度は
「オンナにとって、本当に ”世の中と共に変わっていくこと”って必要だったのかな?」
色々と考えることが多かった。
筆者も、それをねらいで書いてるのかもしれない!

是非読んで頂きたいので、あまりネタバレはしませんが☆

実を言うと、私も
「オンナの幸せはやはりいい伴侶を見つけて良い家庭を築くこと」
という考えが頭の中に深く浸透されている。
今の世の 「女性も頑張れ」 みたいな風潮とは逆行している、不思議な感覚だ。
だけど、周りを見渡しても、そういう人が多い気がする。
なんだかんだ言っても、
「知性があって、ある程度稼ぎがあって・・・」
という点で、旦那様崇拝派の女性が多いというか、結局は旦那様の肩書きにのっかっている女性の多いこと。(※私も含む、と思う)

それが間違っているとは思わないけど、なんていうんだろう、
じゃあ、結局は十二単を着せられた平安時代の女性と、実質的にはそう変化がないってこと?
(※十二単や長い髪、また膝をついて歩いたあの時代の姿は、女性が束縛されていたという何よりの証拠・・っていわれているけどさ)
じゃあ、女性の生き方ってどんなんだろう?

夫との人間関係、実家との人間関係・・色んな人間関係に置いて
「にこにこ微笑んで、柳に風とうけながすのも得策」
という生き方を結局今の女性は強いられているわけで。

ああ、考えは尽きないわ。
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by hiroponnaruaimam | 2005-08-16 21:14 | 読んだ本です。