カテゴリ:読んだ本です。( 106 )

本 「ああ、結婚」 永倉萬治 /集英社

私のオススメ度 ★☆☆☆☆ ←チト辛い?

えっと、結婚生活の男女のすれ違いをえがいた本です。短編8本、読みやすくてささっと終わり・・過ぎました、ゴメンナサイ。
「ああ、結婚」か。そのまんまやん。

図書館で何気なく借りた本なんだけど、うーむ、私好みではないです。登場人物もサエないし(※あ、だから夫婦仲うまくいかへんのか)、魅力有る、感情移入できる登場人物がいないっ!!
何より、夫婦のすれ違いなんて、リアルだけで結構です(笑)!←嘘でーす、あしからず。

オトコノヒトが作者だからかな?
本当にサラッとしすぎた文面で、ドロドロしさが無かった・・・残念っ。
夫婦のもめ事も淡々としすぎているし。
浮気?そんなもんしたら、奥さんの心情はそんなにアッサリしたもんじゃないでしょーに。
と、ツッコミたくなるくらい、異常に淡泊なご夫婦仲に驚きました。
だけど、やっぱり、男側から見ると「結婚は墓場」が定説なのかしら(笑。
いえね、あまりにも 「ああ、結婚っ・・・・」 って感じやったのは、少し笑えたもんでね。
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by hiroponnaruaimam | 2005-07-17 17:31 | 読んだ本です。

本 「私も虐待ママだった」 園田美幸/悠飛社

私のオススメ度 ★☆☆☆☆ かな。
ちょっと辛いかもしれません。なんせ、同調が出来なかったもんで。

私も虐待ママだった」は、フリーライターの作者が虐待関連の本を出すことで、色んなお母さまの話を聞いているうちに・・・、ああ、自分も虐待ママだったのよ、とカミングアウトするお話です。
虐待は親子間で連鎖すること、こういうことも虐待になるのよ~・・、等色々と書いてあったのですが、私は前述の通り、同調できませんでした。

育児はしんどい。のは、分かるよ。(本当に)ややこしい長男と泣きべそな次男を抱えた私だもの、般若の表情になっている時も多々あるし。
叩く=ダメ、とも思っていないので、躾で叩くことはあります。
だけど、いらいらして叩く、なんてのは論外です。キツク叩く必要もないと思う、危険なときやヒトに危害をくわえたときに”ちょっとびっくりさせる程度”のパチン、でええと思う・・んだけど。

一番弱い立場の子供を殴る、というのはひどいことだと思うよ。
「叩いた母親の手(心)も痛い」ってよく言うけれど、母親よりこどものほうが痛いっつーの。
子供から見た大人、ってすごく大きいよ。巨人に殴られる自分の姿、想像してみたら・・恐怖は分かると思います。

子供や育児にいらいらするのは分かる、
けど虐待は分かんない。気持ちも理解しようと思わない。したくないし。
テレビで虐待ニュースが流れる度に辛くなる思いを、また、この本で味わってしまいました。

※キツイ文面だったかな。
私にとっては、息子達が元気に動いているのも奇跡に感じることが有るほど、子供がキラキラして見えます。
虐待ママは、育児以外の色んな事が悪循環になって、煮詰まって・・ということがあるんだろうけど、傷つけるのは本当にやめてあげて欲しい・・。
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by hiroponnaruaimam | 2005-07-17 17:18 | 読んだ本です。

「スローメディカル」ということ。

福音館出版の月刊誌「母の友」を毎月愛読しています。
お友達に勧められてこの春から読んでいますが、毎月興味有る特集が組んであります。
「さらっと読む」というのが苦手で、何度も読み返し、色々と考えてしまう性格の私です。
そんなわけで、読み物のほとんどが問題提起(?)に感じられてしまう・・・不憫な性格?

「スローメディカル」という言葉は、最近よく耳にするようになりました。
母の友8月号」でも ”子育てフリースタイル” の中で 「急がない医療(スローメディシン)」として記事が組んでありました。
急がない医療、つまり患者の自然治癒に任せ病気を直していく・・という考え方です。この考え方では予防接種も推奨していません。

私自身、近頃の「何の病気でも通院したらすぐに抗生物質処方」という流れはあまり好きではありません。幸いに、子供達のかかりつけの小児科医院は何でも相談がしやすく、お薬のことも含んで治療方法を話し合ってくれます。
春に次男が突発性発疹にかかったときも。
私 :「抗生物質を処方されるということですが、突発性には効きませんよね?
    服用する必要がありますか?」
医師:「確かに突発性には効きませんよ。
    というか、風邪でも今罹っている病気には特効薬なんてありません、
    抵抗力が落ちている段階で次の病気を貰うのをおさえる効果もあるのでね。
    服用させるかどうかは、お家で決める?」
まだこの頃は私も専業主婦で、完治後ものんびり自宅で養生させてあげられるし・・、と、結局、この時は抗生物質は服用せず、次男自身の治癒力に任せることにしました。

スローメディシンは上みたいな事よ、というと、かなり乱暴な言い方になりますが、これまたかなり簡単にまとめると、
時間はかかるけれど、ゆっくりと、本人自身の治癒力に任せよう
という考え方です。もちろん、かかりつけのお医者様と、病気の原因をしっかり見極めてから行うのが大事だとは思います。

そんなわけで、私はこの考え方に同調できる部分はたくさんあります。
薬を頼らずとも、病気の時に食べたいものって実はからだに必要なものだったり(※風邪の時は果物とか食べたくなりますよね?ビタミンをからだが欲しているから?)。解熱剤で無理に体温を下げると、また熱のぶり返しがかえってしんどかったり、発熱が長引いたり。
自然の流れに任せるのは、良いことだって分かってはいます。
が。
保育所や幼稚園での集団生活をしている子供にはこのやり方だと「時間がかかりすぎる」わよねぇ。←このあたりが、現代の「生産率をあげるんだ!」的な考えに毒されているのかしら。

予防接種もねぇ・・。
そりゃ、ヒトが作ったもので病気への免疫をつけるなんて完璧にはいかないのは分かっているし(自然界に存在するものを全く同じく作るのは到底無理らしい。※パパ談)。弱い免疫で、どんどんヒトという種が弱くなっているのは分かります(※これもパパ談)。
生物学的にはそうなのかもしれないけれど、
やっぱり我が子には大きな病気になってほしくないというのがあるし・・・。
予防接種は、うーむ、私は受けさせるなぁ・・・。

色々、もっと考えなきゃいけないんだろうなぁ・・・←な~んて中途半端な〆!(笑)
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by hiroponnaruaimam | 2005-07-16 08:55 | 読んだ本です。

本 「賢者はベンチで思索する」 近藤史恵 /文芸春秋

図書館のオススメコーナーにあった本です。
私のオススメ度 は ★★☆☆☆ かな?
さらっと読めたし、面白かったけれど、心にくるものが無かったです。ドキドキ感もあんまり無かったし。

フリーターの久里子が不思議な老人と出会い、身近なところでおこる事件を謎解きしていくというストーリー。事件を体験しながら、久里子自身の成長があったり、人間関係の変化があったり・・と見所はあるんだけど、なんていうんだろう、(私にとっては)感情移入のしにくい主人公だったせいもあるのか、淡々と読み終えてしまいました。

だけど、出てくる不思議老人はなんか、好き。冴えない老人かと思えば、急にカクシャクとしたじいさんになったり。私も年を取っても茶目っけのあるばあさんになりたいもんだわ。

7/10追記
ああ、そうそう、これを書かなくちゃ、と思っていたのを忘れていたわ。
主人公はフリーター(なかなか定職につけず)、弟はひきこもりのこの家庭。色んな問題にさしあたり、主人公の言った台詞にひっかかった私です。

「親は子供の頃から私達を育てている。歩き始めから何もかも見てきているから、出来ないのも当たり前だと思ってくれているから、こうして今のふがいない私達も待っていてくれるんだよね」
みたいな事をいうんだけど、うーむ、こりゃ、子供の目線だぞ。
そりゃ理想論としてはそうなんだけどさ、大抵の親は待っていてくれるっていうより、少し諦めつつ、子供を見ている・・・というほうが多いと思う。

ああ、やっぱりこんな考え方する私って、バカ親!? 

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by hiroponnaruaimam | 2005-07-10 14:49 | 読んだ本です。

本 「切れない糸」 坂木司 /東京創元社

うーん オススメ度は ★☆☆☆☆ かな。
私的には「あまりに美しい綺麗すぎる話」に感じてしまった。

大学卒業間際に父親が亡くなって、主人公の和也は自営のクリーニング店のあとを継ぐ。
で、商店街の人間関係に巻き込まれて、段々「まちのひと」に成長していくって話ですが。
爽やかすぎて、駄目でした(笑)。
私にはやっぱり、もうちょっとひねた人間関係の方が良いかと。(いえいえ、実際にはそんなひねた人間関係はお断りしたいけどさ。)

と、三十路にもなった私にはやや不評だったこの作品ですが、読んでいて少年和也に好感が持てるのは事実です。
若いモンはええわ~・・、と失ったピュアな心を取り戻したい方は是非お読みください♪

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by hiroponnaruaimam | 2005-07-08 15:17 | 読んだ本です。

本 「チルドレン」 伊坂幸太郎 /講談社


お気に入り度 ★★★★☆

メインキャラ陣内君のおとぼけぶりが気に入りました。

内容を本当に簡単に言うと・・
陣内君は変わり者です。変わり者、と一言で言うと失礼かしら。私の好みの変わり者っぷりです(笑)。彼独自の世界観や信念があって、本当に楽しめました。「普通ってどういうの?」と思えるくらい、彼の変人っぷりにはハマっちゃったよ。

この小説では陣内君の周りの人物(振り回されている友人・同僚など)の目線で彼の変わり者っぷりが展開されていくわけだけど。学生時代の話、また陣内君は家裁調査官になるので、少年少女との関わりがおもしろくって。

振り回されている友人や同僚も「なんだ、あいつ」と思いながらも、ある意味美しい生き方をしている陣内くんにハマっているようです。
なんか、この図式ってうちの夫婦に当てはまるんだよね(爆)。変わり者夫と、振り回されながらそれを眺めて楽しんでいる妻って感じでさ。

とにかく、陣内君の生き方、考え方の素直さに惚れました。

はまったところ
家裁調査官をしている陣内君がトラブルを抱える少年の家庭(問題多し)を見つめながらいった言葉。
「罪を憎んで人を憎まず、っていうけれど、子供は皆そうである。親が何しても許すんだよね」(※文章を略したりしています)
ハッとしました。

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by hiroponnaruaimam | 2005-07-08 15:00 | 読んだ本です。